MCG解析をご利用いただくことにより、受診者様の状態把握に参考となる情報を増やすことができます。
受診者様にデータに基づく客観的な解析結果をお届けます。
自覚症状は有るが、これまでの心臓病検査では異常は無いと言われている、また、自覚症状は無いがいつもストレスを抱えている等、ご自身の状態を簡単に正しく把握できない場合は多くございます。また、持病等の影響により検査が受けられないケースでは発見そのものも遅れる可能性が考えられます。また、自覚症状があったとしても、カテーテルを血管に通すような検査は健診などで簡単にできるものではありません。
MCG解析は、体に傷つけることなく、患者様の心電データの微細な変化をとらえ、冠状動脈疾患に対する客観的な解析結果をレポートする技術です。状態把握のためのひとつの情報として、お役立ていただけます。
女性のために:MCG解析は女性にもお役立ていただけます。女性の微小血管障害など、冠動脈造影検査などでは発見が困難と言われていますが、MCGは心電図の発する電気的異常の微細な変化をとらえるため、みのがされがちな機能障害(糖尿病神経障害合併症など)による変化も解析します。
14歳以上の方に: 14歳以上の方にご活用いただけます。
1. 心臓病の早期検知と予防に
MCG解析の効果的な使い方:
- 人間ドックのオプション検査、「心臓ドック」のメニューの一つとして
人間ドックに合わせてMCGをご利用いただくことにより、心臓に関する新たな解析結果情報を得ることができます。また、心臓ドックメニューのひとつとして、他にはない新たな指標を提供することができるようになります。
心筋梗塞や狭心症を防ぐために予防は欠かすことはできません。MCG解析は初期段階の心筋虚血状態を検知します。非侵襲的な検査であり、通常の健康診断の中でも活用頂けます。
また、すでに治療を行った患者様や現在治療中の患者様の虚血状態の把握にも活用頂けます。
2. 禁忌症のある患者様へ
通常の心電図ではペースメーカーの使用に制限があったり、運動禁忌で運動負荷心電図が取れない、また、放射線被ばくや造影剤使用ができないなどの制限がありますが、MCGでは、通常の心にはそのような制限はありません。、
MCGの効果的な使い方:
- 放射線、造影剤、ストレステストに禁忌のある患者様へ
- 身体的障害のある患者様もしくは運動障害のある患者様へ
- 不整脈/脚ブロックのある患者様へ
MCG解析は、従来の検査に対し禁忌症のある患者様へもご使用いただけます。MCG解析は患者様が寝ている状態で5か所の心電電極を貼り付けるだけで検査頂けます。
MCG解析により、これまでストレス心電テスト、CT、核シンチ等に禁忌症のある患者様にも安心して心筋虚血状態の検査を受けて頂くことが出来ます。
3. 救急患者様へ
MCGの効果的な使い方:
- 胸痛、動悸、息切れ、失神等の急性心疾患の兆候により緊急入院された患者様へ
- 心臓発作を最近経験された患者様へ
急患の場合、すぐに適切な処置を進める事が重要です。MCG解析にかかる時間はわずか5分。寝たままで検査頂けます。
4. 兆候のすでに見られる患者様に対して早期検知に
MCGの効果的な使い方:
- 動悸、息切れやその他の心疾患の兆候のある患者様へ
- 喫煙、糖尿病や長期間の高血圧といった冠動脈疾患のリスクが中から高程度の患者様へ
- 心臓関連異常の過去がある患者様
正確、短時間、客観的、低コスト。MCG解析はポイントオブケア検査の中でも、もっとも実用的/安全そして効果的な心臓の健康状態を検査する検査方法です。
MCG解析は血液の流れと心筋の活動といった心臓の重要な活動を検査し90%以上の精度で客観的な結果を診断します。MCG解析のレポートは医師をサポートする細かな分析結果をお届けします。
MCG解析では、
- 冠動脈疾患による虚血が全体的か部分的であるかレポートします。
- 付加情報として様々な心臓の病的状態の検査結果をレポートします。
- 虚血のレベル判断をレポートします。
MCG解析は、短時間に虚血性心疾患の有無を診断する際に活用頂けます。そして患者様の治療の進み具合を長期間モニターすることにもお役立て頂く事ができます。
5. 健康管理コスト節減のために
MCGの効果的な活用方法:
- 健診センター、循環器病院、産婦人科そして救命救急医療における、低コストの最新診断ツールとしてお役立てください。
MCG解析は、最も低コストかつ高精度の虚血性心疾患診断ツールの一つです。MCG解析の使用コストはMRIやCTといった機器よりも低く、病院や医師は短期的にも長期的にもコストを節減することができます。
コンパクトでポータブルなMCG解析対応機器は、手狭なポイントオブケアのスペースでも十分収まります。全ての医師の皆様がいかなる環境下でもご利用頂けます。
MCG解析の更なるご説明、デモなどのご要望についてはこちらからお問合せください。