解析ソフト/セキュリティー

MCG解析に使われるソフトウエアは信頼性と安全性そして使いやすさを第一に考え構築されています。なぜなら医療現場に於いて万が一が許される余地などないことを我々は十分認識しているからです。

使いやすいソフトウエア:

MCGシステムは医師または技師によって簡単に操作できます。MCGシステムには以下のような特徴があります。

  • 操作ガイドが準備からテスト開始までのプロセスを全てナビゲートします。
  • 解析は、一般のインターネット回線(有線/無線)を通じてデータベースと照合し行われます。
  • 患者様の解析結果レポートは、スクリーン画面上で確認でき、プリントアウトもできます。

ソフトウエアの高いセキュリティー:

MCG解析ソフトは、プレミアハート社開発チームが高いセキュリティーを維持するため全て独自につくりあげられています。 患者様の情報を守る為、セキュリティーを主眼に全て最高水準の技術が用いられ常にアップデートされています。

  • 安全なリモートサポート
  • データ転送時のSSL暗号化
  • 万が一にそなえ患者情報をフィールドユニットに暗号化の上保存

 

信頼性と安心:

このように、患者様のデータは改ざんや盗難もしくはハッキングの危険から常に守られておりますので、MCG解析システムを安心してご利用頂くことができます。

HIPPA準拠のネットワークコントロール:

ソフトウエアの安全性に加えてプレミアハートのネットワーク安全性はHIPPA(※1)基準を超えた高い安全水準を維持しています。加えてMCGネットワークはピークタイムでもパフォーマンスを落とさないよう能力に余裕をもった構造となっています。

(※1)HIPPA(Health Insurance Portability and Accountability Act: 「医療保険の携行と責任に関する法律」)2003年4月にアメリカで発効された、医療情報の電子化の推進とそれに関係するプライバシー保護やセキュリティ確保について定めた法律。

MCG Network
MCGのネットワークの高い安定性と安全性は、以下のような構造により図られています。

  • サーバーは電源、冷却、そしてネットワークにおけるN+1冗長性(※2)を採用したNew Yorkのデータセンターにホスティングされ、全てにおいて高い安定性を維持しています。また、データセンターはネットワークの中断が発生した場合でも最適な速度と安定性を提供するために、いくつかのTier 1ネットワークへ接続されています。
  • MCG解析のデータ送信、データ保存、レポート発行においてもN+1冗長性を採用し、システムが万が一ネットワーク障害を受けた場合においても、データアップデートが行える構造となっています
  • 上図のように、多重リングセキュリティー構造を採用し、患者様のデータと日常的にデータ更新が行われる領域に境界を設け、万が一フロント部分のセキュリティーが侵されるような場合においても患者様へのデータアクセスを制限し守る構造となっています。
  • MCGテストのレポート要求はPKI(公開鍵基盤)技術に則った、アクセス権限の与えられた方のみ可能な仕様となっています。
  • 安全性を高めるため、プレミアハート ウエブサイトとMCG解析システムとは別々のシステムに分けられています。
  • 診断情報等はすべて毎日暗号化されバックアップがとられています。
  • 検査数の急増にも対応できるようサーバーには常に拡張性を備えた仕様となっています。

(※2)N+1冗長性:動作に必要な数(N)に予備(N+1)を常備しておくことで、故障等によるシステム停止をバックアップする仕組み。これによりシステムメンテナンスを断続なしに行うことが可能となっています。

「診断結果を必要な時に常に安定して出すこと。」そのために、これらすべての方策がとられています。データを守り、安定したスピードのネットワークを維持することを主眼に構築されたシステムを常に我々はアップデイトし、必要な時に患者様のデータにいつでもアクセスできる状態を提供し続けることをお約束いたします。