第80回日本循環器学会でMCGの研究が発表されました
2016年3月18日に開催された第80回日本循環器学会(会場:仙台)に於いて、
愛知医科大学より、MCGの有用性に関する研究が発表されました。
研究の結果、MCGは冠動脈疾患の重篤度についてCTAの結果と相関を示し、非侵襲的な手法であるMCGは冠動脈疾患の検知に価値ある貢献をもたららすであろうという内容で、会場の多くの皆様に発表を傾聴頂きました。
「人間ドック完全ガイド」紙(株式会社普遊舎発行)において、MCGが受けられる大崎病院東京ハートセンター様が「2016年決定版-人間ドック最強リスト-心臓に強い病院10」の全国No1に選ばれました。
MCGは、大崎病院東京ハートセンター様の「プレミアムドック」の主要メニューのひとつであり、当該病院様の人間ドックのメニューがランキングにおいて紹介されております。
なお、「プレミアムドック」について詳しくは以下をご覧ください。
2015年7月31日第56回日本人間ドック学会(於横浜)において、MCGに関するランチョンセミナーが開催されました。
「高齢者にやさしい心臓ドックへの提案」と題して実施されたセミナーは、三井記念病院健診センター センター長石坂 裕子 先生を座長にお招きして開催されました。
セミナーでは、まず中部ろうさい病院循環器内科の篠田典宏先生よりIT技術を活用したMCGの基本的な原理が説明されました。また、篠田先生からは、循環器医師の立場から同病院におけるカテーテル検査とMCGとの精度の相関や、カテーテル治療前後、や数か月後のスコアの変化などに関する事例につき発表がありました。
またその後、人間ドックの立場からセレンクリニック院長の森田祐二先生より、CTA/MRIとの比較によるMCGの精度や有用性についての研究の発表がありました。森田先生からは、「健診・人間ドックにおいては侵襲性の高い検査は積極的に使いづらい一方、 MCGは非侵襲でありながら、高い正診率を示し、健診・人間ドックにおける冠動脈疾患の早期検知に非常に有効であると思う」と述べられ、約200名の満員の会場の皆様にMCGに対する研究とその有用性に関する最新の情報につき聞いて頂きました。
様々な研究や開発を行われている医療機関や研究機関の皆様用に、MCGを研究・開発にご利用いただくためのお問い合わせページをアップいたしました。
現在MCGは、国内、海外を問わず様々な医療機関、研究機関で利用されております。非侵襲のメリットと経時的な変化の把握が可能となるMCGのご利用をぜひご検討ください。詳しくは (詳しくはこちらからご覧いただけます。)
2015年7月31日に第56回日本人間ドック学会(於横浜)にてMCGに関するランチョンセミナーが開催されます。
「高齢者にやさしい心臓ドックへの提案」と題しまして、三井記念病院健診センター センター長石坂 裕子 先生を座長にお招きし、循環器内科、健診/人間ドックの観点から発表を頂きます。(共催:東レ・メディカル株式会社)
詳しくは、人間ドック学会サイト
http://convention.jtbcom.co.jp/56jsnd/
をご覧ください。
2015年4月に韓国、ソウルにて開催された第20回 TCTAP(Transcatheter Cardiovascular Therapeutics Asia Pacific Summit:心カテ治療学会アジアパシフィック)にて、日本でのMCG研究が発表されました。
TCTAPは血管や構造的心疾患に関連する最新の基礎·臨床研究のレビュー、並びに最新のインターベンション技術や冠状動脈、末梢および頸動脈で患者のケアに関連する技術、機器などについて統合する学会のアジア地域での学術集会で、加古川東市民病院様による研究、Comparison of a Two-Lead,Computerized,Resting ECG Signal Analysis Device,the Multifunction-CardioGram(MCG),to Coronary Angiography or MDCT, SPECT for the Detection of Relevant Coronary Artery Stenosisが発表されました。
研究は95例を対象とし正診率78.9%となり、非侵襲のMCGは冠動脈病変を比較的高率に検出できるためスクリーニングに非常に有用であるという内容で、会場の皆様に発表を傾聴頂きました。
学会レポートは以下をご参照ください。
TCTAP 2015 report
米国心臓血管造影検査インターベンション学会公認誌である、CCI(Catheterization and Cardiovascular Interventions)に、愛知医大、中部労災病院、名古屋大学によるMCG研究論文が掲載されました。
論文では、冠動脈病変が疑われるCAG実施予定の87名の被検者に対し、心筋虚血の客観性の高い指標であるSYNTAXスコアとMCG、ECG、フラミンガムスコア(FRS)を比較したところ、MCGだけが唯一有意に関連する検査であり、MCGの高い特異度と陰性的中率は機能的有意虚血の検知に利用できることが示唆されました。
詳しくはこちらまでどうぞ。