心電図研究会でMCGの発表がありました

5月27日に埼玉県深谷市で開催された第15回県北埼玉心電図勉強会でMCGに関する講演と発表がございました。

講演会では特別講師の愛知医科大教授の天野哲也先生より、循環器疾患における非侵襲的検査とMCGに関する講演がありました。

循環器疾患を特定する際、部分的な狭窄率だけをベースとした評価でなく、SYNTAXスコアやFFRなどを用いた心臓全体としての機能的な有意狭窄の評価の重要性や、無症候性においては勧められないCTAやCAGなどに代わる非侵襲的な検査としてMCGへの期待などについてご講演を頂きました。

また、籠原病院の鯨井 昇先生からは、MCGの症例の紹介がありました。PCI後の受診者のスコアが有意に高い事例や、MCGスコアが中程度の受診者からステント内再狭窄が見つかった事例などの紹介があり、会場の皆様にもMCGに関する理解を深めて頂く大変貴重な会となりました。

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