学術論文、学会での発表

学術論文、学会での発表

    MCGで冠動脈疾患を早期検知できれば、ミャンマーでの急性心筋梗塞を多く予防できる。

    Japan Myanmar Medical Help Group(JMMHG) による研究。第26回日本心血管インターベンション治療学会学術集会(CVIT)で発表(2017年)

    冠動脈疾患が疑われるMCGスコア4以上の被験者20名にCAGを実施。一枝または複数枝における75%以上の冠動脈狭窄(75%~100%)を陽性と定義し、MCGと比較。
    MCGスコアは陰性群では4.9、陽性群では6.5であった(P<0.001)。 MCGカットオフ6以上では、感度80.0%、特異度90.0%、PPV88.9%、NPV81.8%、正診率85.0%であった。 MCGは高い感度と特異度を示しており、高いMCGのスコアは重篤なCADを示していると考えられる。MCGは、ACS発症前に適切な治療を開始するための早期検知、並びにCAGにより診断されたCADのフォローアップに利用することができる。 日本語要約(日本語)

    低リスク冠動脈疾患患者に対するMCGの診断能

    愛知医科大学による研究。第81回日本循環器学会での発表。(2017年)

    冠動脈疾患が疑われCTAが予定される被検者に対してその評価手法であるCaスコア、SSS(Segment Stenosis Score)、 SIS(Segment Involvement Score)をMCGと比較したところ(n=102)、MCGはSSS/SISと相関し、高いMCGスコアは重篤な狭窄の存在を示すものであった。 (AUC=0.75、Sensitivity: 60.0%, Specificity: 86.6%, PPV:52.2%, NPV:89.9%, Best cutoff:3.5、P<0.001)

    MCGは、冠動脈疾患の重症度に相関がみられ、高いMCGスコアは重篤な狭窄の存在を示唆するものであった。本研究はMCGが非侵襲的手法による冠動脈疾患の検知について、価値ある貢献を提供するであろうことを示した。

    日本語要約

    「MCG検査」虚血性心疾患リスク検査を導入して

    社会医療法人生長会ベルクリニックによる研究。第57回日本人間ドック学会での発表。(2016年)

    ドック受診者中MCG検査を実施した62名のMCGスコア判定のAを陰性群、B・Cを陽性群とし、ECGとMCGスコア判定をそれぞれ虚血性心疾患の危険因子(年齢、家族歴、喫煙歴、血圧、BMI、血糖値、コレステロール値等)で比較したところ、ECGでは虚血性心疾患の危険因子に全く有意差はみられなかったが、MCGでは、年齢、血圧、BMI、腹囲、FBS、HbA1cに有意差がみられ、さらに虚血性心疾患の危険因子の数を比較した場合も、有意差がみられた。

    MCGはECGでは把握できない加齢や肥満、高血圧、糖尿病による心筋への僅かなダメージや負担を検知できると考えられ、危険因子の多い受診者はMCGを行い、高リスクであれば他の心臓病検査や生活習慣の改善へ誘導していく必要性が示唆された。

    日本語要約

    肺静脈隔離術後の心房細動再発の予測に関するMCGの有用性について:予備的結果

    愛知医大による研究。第63回日本不整脈学会での発表。(2016年)
    肺静脈隔離術を受けた76人のうち、術後3カ月以内にAf再発(N=13)した患者群と、しない患者群の間では、MCGスコアに違いはなかったが、MCGレポート中における「不整脈傾向」がチェックされる頻度がAf再発群で有意に高く、MCGは、肺静脈隔離後のAf再発の予測に有用であると考えられる。
    日本語要約

    MCGによる冠動脈動脈硬化症の非侵襲的検知

    愛知医科大学による研究。第80回日本循環器学会での発表。(2016年)

    冠動脈疾患が疑われCTAが予定される被検者に対してその評価手法であるCaスコア、SSS(Segment Stenosis Score)、 SIS(Segment Involvement Score)をMCGと比較したところ(n=84)、MCGはSSSと相関し、高いMCGスコアは重篤な狭窄の存在を示すものであった。 (AUC=0.79、Sensitivity: 66.7%, Specificity: 86.4%, PPV:57.1%, NPV:70.5%, Best cutoff:3.5、P<0.001)

    MCGは冠動脈疾患の重症度に相関がみられ、高いMCGスコアは重篤な狭窄の存在を示すものであった。本研究はMCGが非侵襲的手法による冠動脈疾患の検知について、価値ある貢献を提供するであろうことを示した。
    日本語要約

    (冠動脈病変(中位~閉塞性狭窄)の重篤度に関する非侵襲的ECGスペクトル成分の数学的解析とSYNTAXスコア(Classic /Functional)との相関)(CCI)

    愛知医大、中部労災病院、名古屋大学による研究。米国心臓血管造影検査インターベンション学会公認誌 CCI(Catheterization and Cardiovascular Interventions)掲載(2015年)
    CAG予定87名に関するSYNTAXスコア(Classic/Functional) と、MCG(Low/Border/High分類)、ECG、FRSとの相関分析の結果、MCGだけが、SYNTAXスコアと有意に関連する唯一の検査であった。 (Classic SYNTAXスコア:OR=2.92 [1.60 to 5.31], p<0.001) (Functional SYNTAXスコア:OR=3.66 [1.95 to 6.87], p<0.001) ・特異度は92.6%(classic)、92.3%(functional)であり、正診率は72.4%(classic)、82.8%(functional)であった。

    MCGは、高い特異度と高い陰性的中率を示しており、機能的有意虚血の検知に利用できるだけでなく、不必要なCAGを減らすために利用できるであろうことが示唆された。 日本語要約

    ECGスペクトル成分の数学的解析による機能的有意冠動脈狭窄の非侵襲的評価(BMJ関連Journal「OpenHeart」2014)

    愛知医大、中部労災病院、名古屋大学による研究。2014年12月OpenHeart(British Medical Journal関連誌)掲載論文。100名のCAG/FFRによる冠動脈虚血結果とMCG/ECG/フラミンガムスコア(FRS)を比較し、MCGだけが、虚血レベルと有意に相関する唯一の検査であった。(OR=2.67 (1.60 to 4.44), p<0.001)
    また、FFR≤0.8で調整されたモデル1におけるMCGスコアの特異度は 90.4% (87.0% to 93.9%)であった。(正診率:MCG79.0%)

    MCGは、高い特異度と高い陰性的中率を示しており、機能的有意虚血の検知に利用できるだけでなく、不要なCAGを減らすために利用できることが示唆された。

    抄録(英語)

    本文(英語)

     

    2012ヨーロッパ心臓病学会(ESC)での発表

    2012年のヨーロッパ心臓病学会(ESC)におけるMCGに関する臨床試験結果の発表。有意狭窄の兆候のある110人に関するMCG解析と冠動脈造影検査結果との比較の結果、感度97.8%特異度72.0%(PPV:78.9%、NPV:96.8%、cutoff point:3)。

    抄録PDF

    原文 PDF

    A Paired-Comparision of the MultiFunction CardioGramsm (MCG) and SPECT Myocardial Perfusion Imaging (MPI)


    International Journal of Medical Sciences  2011;8(8):717-72
    2011年 ACCで発表された MCG解析と核シンチとの比較結果論文。
    原文PDF

    Comparing MCG and Coronary Angiography for detection of Coronary Artery Stenosis in Women

    Treatment Strategies – Cardiology Volume 3, Issue 1 pp.82-91
    女性に対するMCGの高い感度(92.4%)と特異度(85.3%)についてまとめられた論文です。
    急増する女性の虚血性心疾患の状況と早期検知の必要性そしてMCG解析の有効性が述べられています。原文 PDF

    Appropriateness Guidelines for the use of MCG in clinical settings

    American Academy of Urgent Care Medicine December 17, 2009
    AAUCM(American College of Urgent Care Medicine)から2009年12月に発表されたMCG解析の利用ガイドラインです。
    患者様の症状に応じてのMCG解析使用の適切レベルが9段階で分けられています。原文 PDF

 

    American College of Cardiology 2011

    2011年4月のACCに於いてMCG解析とMyocardial Perfusion Imaging (MPI/核シンチ)との比較がDr.John Strobeck博士により発表されました。
    165名に対して行われ、冠状動脈造影検査結果に対するMCG解析の感度は91%(特異度は87%、PPVは86%、NPVは92%)であり、MPIより高い感度/特異度を示しました。Presentation Handout

    American Academy of Urgent Care Medicine

    American Academy of Urgent Care Medicineの2008年秋総会での映像。
    Dr. Imhoff博士, Dr.Strobeck博士 and Dr.Shen の三人の医師がMCGテクノロジーと医療現場での活用事例についてディスカッションします。Presentation Video

    An analysis of the effect of age, gender and revascularization on MCG results 

    Circulation 2007 116: II_367
    2007年 AHA(American Heart Association)でのプレゼンテーション。
    2001年ドイツSieburgハートセンターで2度にわたり行われた臨床試験結果がベースとした発表。758名の冠状動脈造影検査結果に対するMCG解析の感度は89%(特異度は85.6%、PPVは76.6%、NPVは93.7%)Abstract | Presentation Slides

    A comparison of the MCG system to coronary angiography

    American College of Chest Physicians October 2007 132(4): 466S
    2001年ドイツSieburgハートセンターで行われた、冠血行再建術済の患者172名に対してMCG解析の精度を評価するという臨床試験結果を基にしたプレゼンテーション。冠状動脈造影検査結果に対する感度は90.9%。(特異度は88%、PPVは62.7%、NPVは97.8% )Abstract | Presentation Slides